カランドリエ ド ラヴァン 2022

アドベントカレンダー
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伊勢丹オンラインで購入。
去年は23時間も在庫あったのに、今年は3分で完売だったらしい。
購入完了履歴が10:03だったので危なかった。

サロン・デュ・ショコラ参加のショコラティエ12人が2品ずつ出品。
他に焼き菓子バージョンもあり。
大手の強みか、去年の別業者のカレンダーより送料も割安でコスパが良く感じる。
パッケージもしっかりしてて、解説は箔押しの厚紙。

個室がかなり大きめ。
破損防止か、焼き菓子バージョンの箱とサイズと統一しているのか。

日付順ではなくシェフ毎に食べ進めています。

クリスチャン・カンプリニ

12/1
マンダリン エ シトロン

レモン風味の柔らかいガナッシュとマンダリンのコンフィの2層のボンボン

鮮烈なレモンが駆け抜けてビターなカカオが溶け、最後にマンダリンの粒々が香りと苦味の余韻を反響。安定のハイレベル。

12/13
マンディアン ノワール

アーモンド、ヘーゼルナッツ、オレンジコンフィ、レーズンのマンディアン

シンプルに上質な定番。柑橘の匠のアイデンティティはオレンジの絶妙な歯応えと香り。

フランク・ケストナー

12/2
デリカテス

ビターガナッシュと赤スグリのジュレ2層のボンボン

ほのかに清涼感のある赤スグリ。
ジュレの食感が主張するけどガナッシュに馴染んで去り際も爽やか。

12/14
スタニスラス

ベルガモット風味のガナッシュとパートドフリュイの2層のボンボン

アールグレイに使われる柑橘で品の良い爽やかさ。
パートドフリュイは、赤スグリのジュレより口溶けが良い印象。

ヤン・ブリス

12/3
クレモンティーヌ

コルシカ島産のクレモンティーヌマーマレードとマンダリンの2層のボンボン

クレモンティーヌの品のある果実味とマンダリンのキレのある酸味。
マイルドなカカオと良いバランス。

12/15
プラリネ ロマラン エ アブリコ

ローズマリー風味のアーモンドプラリネとアプリコットのパータドフリュイの2層のボンボン

軽い塩気のプラリネからスッとローズマリーの清涼感。アプリコットの甘酸っぱいゼリーの弾力とプラリネの食感の組み合わせが面白い。

カンタン・バイィ

12/4
ル・クリスピー

クレープダンテル、ライフパフの入ったアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネ

切る前からプラリネが香ばしい。
粒子のランダムな食感を楽しんでいると喉の奥から塩が追いかけてくるサプライズも。

12/16
パッション

キャラメルパッションとガナッシュパッションの2層をバニラ風味のホワイトチョコでコーティング

写真では2層の感じが上手く写らず。
パッションの南国的な甘酸っぱさでキラキラの第一印象、その後バニラとホワイトの甘さでほっこりする、久々に女子力高めのコーデ。

ジャンピエール・ロドリゲス

12/7
トロワ アグリュム

レモン、ライム、柚子風味のキャラメル

「ショコ オ キャレ」のセオリー通りのキューブ。
割としっかり厚みのあるビターチョコの中から滑らかなキャラメル。
インパクトのある酸味、ビターに負けない青さ、柔らかい香りと、3種の柑橘の良いとこ取り。

12/19
ミュルティ セレアル

自家製ブレンドしたプラリネ。お気に入りのカボチャの種、白胡麻、向日葵の種をブレンド

切るとフワッと胡麻、明るいイメージの香ばしさ、甘さを引き立てる塩気。
シャリっとしたプラリネの食感はあるけど口溶けはサラリと。

アレクシア・サンティニ

フランス・コルシカ島の女性ショコラティエ。

12/9
プラリネ カニステリ(左)

ヘーゼルナッツとカニステリ(コルシカ島独特のサブレ)のプラリネ

カニステリは、小麦粉に砂糖や油脂、白ワインを混ぜた生地を四角形に切ってオーブンで焼く地方菓子。
ダークな色のコーティングに反して中は素朴な甘さ。プラリネの食感もありつつ、サブレらしい口溶けの良さ。

12/21
クレモンティーヌ(右)

コルシカ島産みかんのクリーム風味のプラリネとコルシカ島産みかんのパートドフリュイの2層のボンボン

柑橘の酸味が効いているためか、コーティングの色味に反してこちらの方が落ち着いた甘さ。
どちらも軽やかで牧歌的なイメージ。

フィリップ・ベル

12/8
フランボワーズ ロマラン

フランボワーズのパートドフリュイとローズマリー風味のガナッシュ

切る前からローズマリーが香る。
上下を別々に味わうとどちらも大人しいのに、合わさるとベリーの甘酸っぱさとハーブのスッキリした風味で引き締まるのが面白い。

12/20
ブールキャラメル カラマンシー

カラマンシー風味の滑らかなキャラメルの入ったノワールベースのボール型のボンボン

日付を置いたためか少々液漏れしていたが支障は無し。
フレッシュで青い柑橘と口溶けの良いキャラメルを満喫。
ナッツの風味のするしっかり厚めのコーティングが追いかけるバランスも好き。

オリヴィエ・ヴィダル

12/10
プラリネ フイヤンティーヌ

クレープダンテルの入ったサクサクしたヘーゼルナッツのプラリネをミルクチョコレートでコーティング

ミルクチョコの甘さに塩気とバターの風味が効いたサクサク食感。
アッサムで入れたミルクティーに合う。

12/22
クール プラリネ

アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネをブラックチョコレートでコーティング

キメの細かいプラリネと深みのあるブラックチョコで口溶けも良い。
軽く塩気もあるしウイスキーにも合いそう。

ジョアン・ジャケティ

ル ブリストルパリのシェフショコラティエ。シェフが変わってから初めての試食。
ホテルメイドの上品なデザート感は健在。

12/11
タルト シトロン

下はタルト生地のようなアーモンドとヘーゼルナッツプラリネ、クリームはレモンとライムのホワイトチョコレートガナッシュ、最後にメレンゲを乗せて

ビターなチョコのベースに柑橘の爽やかさとタルトの食感が合わさって小さなデザート。
分割したのでメレンゲの食感は分かりづらかったけど、一口で食べればもっと完成度高かったはず。

12/23
ミルフィユ

下にヘーゼルナッツのプラリネ、上にホワイトチョコレートベースのガナッシュで、ミルフィーユを表現

ミルクベースのチョコとナッツの甘い香りの幸福感。
口溶けは良いのに、プラリネの微かな塩気と香ばしさでちゃんとミルフィーユ。

ヴァンサン・デュラン

サロショの販売では大きな箱ばかりなので、味見できるの助かる。

12/6
プラリネ・ドゥルセ

地元ドンブ地方のエンブレムであるカエルをモチーフにブレス地方で収穫される向日葵の種のプラリネをブロンズチョコでコーティング

シャクシャクと歯触りの良い軽いプラリネにコクのあるブロンズチョコ。
ノワールの方は微かに渋みもあってスッキリ。

12/18
エモー ブレッサンス

AOPブレスバターを使用したキャラメルをパナマ産70%のショコラノワール

ブレス地方に伝わる七宝焼の絵柄。
薄いパレの中のキャラメルは、切っただけでは流れたりしないのに口溶けは滑らか。
バターの軽い塩味で、レの方はしっかり甘さを感じる。

フィリップ・ベルナシオン

日本で買うと高級品だけど、味は至って庶民的で、普段着のおやつ的に食べたい味。

12/12
メティス ノワール

ジャンドゥージャとグランマルニエ酒風味のマジパンを、アーモンドチップ入りのダークチョコレートでコーティング

切る前からグランマルニエが香り大人っぽいのかと思いきや、中はちゃんと甘くて親しみやすい味。最後にアーモンド。

12/24
アヴリンヌ

ヘーゼルナッツと砂糖がけのアーモンド入りのジャンドゥージャ。お店でも愛される一粒。

アーモンドの食感がシャリッと先行して、ジャンドゥージャ自体はしっかりナッティーだけど、イタリアのソレみたいに重くなく口溶けが軽やか。

ポール・オキパンティ

12/17
プラリネ ノワゼット フランセ

フランス産ヘーゼルナッツ100%使用のプラリネ入りのミルクタブレット

しっかり甘いミルクチョコの中に、塩を効かせたプラリネの粒々感が在りつつ、口溶けはとても良い。

12/5
マンディアン グルマン

ベトナム原産のノワールベースのミニタブレットにヘーゼルナッツ、オレンジコンフィ、イチジク、レーズンを乗せて

苦味も甘味もしっかりあるチョコと、しっかりと食べ応えのあるフルーツ盛り沢山で、素朴だけど地味になりすぎない絶妙なライン。

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